どこまでも美しくどこまでも贅沢...「龍村平蔵」高島屋オリジナル“威毛錦”龍村錦帯 鎧おどし 袋帯でございます。

「独創」と「復元」、「美的感覚」の三要を基本精神とする「龍村美術織物」は、法隆寺、正倉院に伝わる古代裂など伝統的な織物の研究に尽力し、復元の第一人者として織物の地位を芸術の域にまで高めた功績を持ち、織物の世界に「革新」を持ち込んだ初代「龍村平藏」。

そんな初代平蔵の柄の中でも特に人気の高い柄を品格ある黒×ゴールド×心華やぐ多彩な色で復刻した逸品。

静寂の中に水際立つ“鎧おどし”の堂々たる美しさと品格に風情を奏でる桜や紅葉、その表情一つ一つをどこから見ても抜かりなく精巧に織り出した流石の技、そして締めた時の重厚感は、どこまでも美しくどこまでも贅沢...。

龍村錦帯（たつむらきんたい）とは？
昭和2年に高島屋で第1回錦帯作品展を開催して以来90年、四代に亘る龍村平蔵と高島屋が膨大な資料の中から薀蓄を傾けて制作してきた高島屋オリジナルの帯であり、美術織物の最高峰を志すブランド。

威毛錦（おどしげにしき）とは？
鎧や冑の礼（さね）を糸や細い革で綴ることを「緒通し」の意から「威（おどし）」といいまた、緒の並んださまが毛を伏せたように見えるので威毛ともいいます。威の緒は武将の晴れ着として、陣中での存在を示すために文様や色彩に趣向が凝らされていますが、そのおもしろさを図案に
取り入れたのがこの「威毛錦」。1938年にドイツ・ベルリンで開催された「第一回国際手工業博覧会」に出品され、金賞を受賞。

少々の折跡があるのみの大変状態の良い一品、この機会にぜひお手にお取り下さい。


採寸表

巾 ： 31cm

長さ ： 429cm

素材 ： 正絹



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